"語学留学、海外出張、海外赴任、外国人の取引先・上司・同僚・部下とのコミュニケーション…本当に大切なのは、英語力よりも、「異文化理解力」だった!" −amazonレビューより
最近読んだ本の中で、海外在住者にイチオシなのが、「異文化理解力(The Culture Map)」(エリン・メイヤー著)です。
海外で悩みのタネはやっぱり言語…
しかし言語が流暢でも(通訳を介しても)、お互いの言いたいことが分かり合えない…ということはありませんか?
ここで大切なのが、異文化のコミュニケーションにおける相違を理解することです。
世界を股にかけるビジネスマン、企業がこぞって評価するグローバルビジネスの新しい指標です。経団連、文科省、大手企業、大学などがグローバル人材、リーダー養成に向けて「異文化を理解する力」を重視しています!
■海外で働く人から圧倒的支持!
「多くの海外駐在員が抱える問題に対して、実践的な解決のヒントを与えてくれる一冊です。」
(30代女性、教育関連、現地法人ディレクター、シンガポール赴任)
「この本が2002年に発売されていたら、僕のNY赴任生活はもっと楽しく充実してたのに!」
(40代男性、化粧品通信販売、代表取締役、アメリカ赴任)
「グローバルな仕事に関わる人すべてに薦めたい本。異文化を客観視するための最高のツールだと思います。」
(40代男性、半導体商社、海外マネジャー、中国赴任)
■ハーバード・ビジネス・レビュー、日経ヒューマンキャピタル、HONZほか書評多数!
「グローバル時代を生き抜くための『教養』」――DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
「池照佳代の人事・人材育成担当者が読んでおきたい本」――日経ヒューマンキャピタルOnline
「異文化を理解するために必要な8つの物差し」――グロービス知見録
「残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない。」――HONZ
「ビジネスで英語を必要とする人々は、この知識こそ必要だ。」――成毛眞さん(HONZ代表)
著者は今注目される経営思想家・エリン・メイヤー。
【著者】
エリン・メイヤー:「次世代の最も有望な経営思想家」に見事選出! (「Thinkers50」2015)
フランスとシンガポールに拠点を置くビジネススクール、INSEAD客員教授。異文化マネジメントに焦点を当てた組織行動学が専門。ニューヨーク・タイムズ、タイムズ・オブ・インディアなど寄稿多数。また世界銀行、国連、エクソンモービルなどで講演やセミナーを実施。
異文化を理解する力が、21世紀のビジネスパーソン必須の教養となりそうです。
異文化理解力とは、相手の言動の真意を理解し、自分の言動を相手がどう捉えているかを理解することです。育った環境や価値観が異なる人と働くときに、行き違いや誤解を生むことなく、確かな信頼を築く技術です。
例えば、日本語はハイコンテキストな言語ですが、ベトナム語や英語はローコンテキストな言語です。
言い換えれば、
どう違いが出てくるかというと、日本人は全てを言わなくてもニュアンスや言いたいことを「聞き手」が読んでくれることを願うものです。KYが流行語になる文化なのです。ベトナム人は分かっていても全てをクリアに説明する「話し手」を評価します。
ケース)
日本人上司がベトナム人部下を教えるとき、日本流に「見て学べ!考えろ!」を強要してしまう。ベトナム人部下が日本人社員のように汲み取らないので「ベトナム人は出来が悪い」と思えます。しかし、ベトナム人にとって疑問の余地なくクリアに表現することが良いコミュニケーションなので、「日本人は何が言いたいか分からない」「教えるのが下手だ」となってしまうのです。
どちらが良い悪いではなく、こうした違い・現状を受け入れるしかありません。
こうした違いを理解していれば、日本人はもっと明快に説明するように意識するでしょうし、ベトナム人はより注意して聞くでしょう。
ベトナム人と接する機会の多い方にとって「あるある〜」、目からウロコが落ちること間違いありません!
さらにこの本の良いところは、こうした文化の違いを8つのチャートで可視化しているところ。
kindle版なら、海外でもスマホやタブレットで購入・読書ができてとっても便利ですね!
整体師のつぶやきでしたー。
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